カナダの保育士資格の取得まで2
こんにちは、Ayumiです。
前回のブログではカナダ、BC州の保育士資格申請方法についてお話させて頂きました。
自分で申請してみようかな、と言う方向けに今回は情報をシェアさせて頂きます。
必要な書類、申請方法のリンクも貼りつけておきますね。
①まず必要な申請書がpdfで載っています。
ちなみに私、「pdf」なんて言われてもわからない程、本当にこういうパソコンの作業はいまだに苦手です。つまりは申請書がウェブサイトに貼ってあるので、それをダウンロード、印刷をして記入すればいいのです。
ちなみに申請書は3種類ございます。
1:単純に申請書
2:日本で受けた保育の教育を証明する書類
3:日本で受けた保育実習の記録をする書類
次に自分が用意しなくてはいけない書類
4:保育の勉強をした学校の卒業証明書(英文)
5:保育の勉強をした学校の成績証明書(英文)
6:保育の勉強をした学校で受けた授業の説明書(シラバスと言うそうです)
7:推薦状(英文)
書類だけ聞くの簡単な気がしませんか?
ここからはちょっとめんどくさかった、いや、けっこう面倒だったことお話します。
まず自分で記入をして用意する書類は①の申請書のみです。
そのほかの書類は自分以外の人に記入をお願いするものになります。
面倒くさい!というか手間!
自分が決めたこと。覚悟はしていた!
でも他人を巻き込むとなるとまた労力がかかる!
というのは本音です。でもやるしかありません。進みます!
2:日本で受けた保育の教育を証明する書類
3:日本で受けた保育実習の記録をする書類
4:保育の勉強をした学校の卒業証明書(英文)
5:保育の勉強をした学校の成績証明書(英文)
6:保育の勉強をした学校で受けた授業の説明書(シラバス)
これら2~6までの書類は自分が卒業した保育学校に記入をお願いする書類です。
なぜこれらが必要なのか。
「カナダで保育の教育を受けなくても、もうすでに必要な授業は受けています、日本で!」
と言うことを証明する事で、
「あなたは十分な保育の勉強をしてきていますね。ではカナダの保育士資格も発行させて頂きます!」
という審査に必要な書類たちなのです。
そう、審査にかけられます。
もし十分な学習をしていないと見なされれば、ECE資格の取得は不可能、もしくはECEアシスタントの資格が発行され、不足分の授業をこちらで受ける必要がでてきます。英語で。
日本人が受けてる保育の授業はほとんどがBC州の保育学校に相当しているそうで、アシスタント資格、もしくは審査に落ちる事は稀なそうです。審査するオフィサーによるようです。
書類の話に戻ります!
2:日本で受けた保育の教育を証明する書類
3:日本で受けた保育実習の記録をする書類
これらについては、内容さえわかれば記入ができるものなので、英語が得意なお友だち、もしくは翻訳会社を通して翻訳してもらい、翻訳した内容を学校にお伝えすれば記入できるかと思います。
ほとんどがチェック式なので、例えば
「□ 幼児心理学について授業で話し合い、学んだ」と言う項目があり、それに関連する授業を受けていれば、□の欄にチェックマークを付ける、といった書類です。
実習先の保育園や幼稚園名を記入する欄もありますので、学校の事務の方にお伝えしておくと、スムーズだと思います。
4:保育の勉強をした学校の卒業証明書(英文)
5:保育の勉強をした学校の成績証明書(英文)
これらの証明書は発行してもらって封筒に入れて頂きます。
念のため、別々の封筒に。理由はあとで。
6:保育の勉強をした学校で受けた授業の説明書(シラバス)
私が苦労したのはこのシラバスです。
「シラバスってなんですか?」
とオフィサーにメールで問い合わせをしました。
「授業を始める前に全授業内容について書いてある冊子をもらえるでしょう。あれです。」
あーーーー!あれか。もらえたような気がする!
でも卒業して10年。もちろんもう手元にはありません。
短大に問い合わせをして、シラバスが必要だと伝えました。
なんとこのシラバス。卒業証明書や成績証明書のように英語で発行することはできないということでした。
なぜなら200ページくらいあったから!!
200ページ。。。1ページ翻訳代1万円だとして。。。(翻訳会社、文字数によります)
200万!!!
払えない。そこまで価値がある?
でも諦めきれない。有資格者のプロとしてカナダで保育士に挑戦したい!!!
そう思って私がしたこと。
それはシラバスをコンパクトな表に書き換えること。
授業内容、教科書名、教員名、カリキュラムなどを記入する表を作り、内容を打ち込み、1ページ1科目200ページのシラバスを
なんと6ページにすることができました!!!!
2-3か月かかりましたが。そしてそれを翻訳会社に出し、翻訳することに。
ちなみに翻訳会社。カナダのBC州公認の翻訳者でないとECEレジストリーは受け取りません、という指示があったので、自分で検索して、3社に見積もりを出してもらい、一番安いところにお願いしました。
個人でやっていらっしゃる方で、なんと翻訳代約300ドル!!!3万円程でやって頂けました!!!やったーーーー!感謝!
書類の話、どこまで話したかな。
最後⑦の推薦状。
こちらは
なぜBC州が外国人のあなたにわざわざ保育士資格を発行しなくてはいけないのか、
なぜ発行するべきなのかを証明するための推薦状です。
私はこの申請をしたのがバンクーバーでワーホリ中だったため、以前の職場の保育園の先生にお願いして書いて頂きました。
日本語で推薦文を書いてもらい、それを英語に訳して提出しました。推薦者本人が書くべきものなので、本人が英語で書いたていで提出しなくてはいけません。
なので、この翻訳はBC州公認の方にお願いする必要はなかったので、主人にお願いしました。
(はい、私、英語が堪能な日本人の旦那さんがいます)
推薦状には本人の手書きのサインと連絡先を記入しなくてはいけないので、
「万が一オフィサーから電話が来たら、よろしくお願いします」と伝えましたが、時差もありますし、電話がいくことはほとんどないそうです。
私が推薦状をお願いした先生は留学経験者だったので、「万が一は任せて!」という感じでした。
私が用意した書類についてはここまでです。
2018年4月の情報になります!
次は送付方法と、送付先の話をしたいと思います。
それぞれ書類の送付先と送付方法が違うんです。ひぇー。
ではまた。
Ayumi
10/20/2018